新築住宅の依頼先は大手?地元密着型?

こんにちは、新築住宅の依頼先についてまとめます。

 

結論を言いますと、私は近所の地元工務店に依頼しました。
理由は2つです。

  • コスパ
  • 重視するポイントが合致

それぞれの理由について深堀していきます。

コスパ

一般的に物の販売価格は下記で構成されています。

どういうことかというと、100万円する高級ブランドの時計を買うというのは、商品を買うのではなく、ブランドを買っているということになるのです。商品原価は高々10万円程度でしょう。だとすると、90万円は広告宣伝費含む固定費にお金を使っていることになるのです。

住宅についても同じで、誰もが知っているブランドというのは、その分広告宣伝に力を入れているということで、家を買っているはずが、支払ったお金はブランド維持するための広告宣伝費に一部消えていくのです。
つまり、固定費が安ければ安いほど、支払うお金の多くを原材料費に費やすことができるので、コスパが良いお買い物ができる、と言えます。
どこに依頼するかは、人によって何を重視するかによって違いますが、私は家そのものにお金を駆けたかったので、固定費が一番安く一番原材料費にお金をかけられる地元工務店に依頼しました。
購入価格=資産にはなりません。購入価格の内、固定費は買った瞬間に価値ゼロです。そういう意味でも賢い選択をしたいですね。

何を重視するか

世の中にはいろんな家があります。もちろん、デザインがおしゃれで性能が良い家を購入したいですが、予算や土地の大きさには必ず制限があります。
つまり、建てる人が何を重視するか、選択する必要があります。

  • 丈夫さ
  • 高気密高断熱
  • デザイン
  • その工務店でしかやっていない工法
  • 価格

これも、個人の判断によるところですが、私は丈夫さを一番重視しました。
阪神淡路大震災新潟中越地震東日本大震災熊本地震
地震大国の日本において、丈夫な家というのは不変な価値です。
さて、この丈夫さというのは、何も持って丈夫といえるでしょうか。
私は「構造計算」を1棟ずつやっているかということを、判断ポイントにしました。
実は、法律上、住宅サイズの木造建築物は構造計算する必要はないのです。
構造計算は耐震・耐風・耐雪強度を計算しているので、構造計算を行った建物は丈夫という保証ができます。
「経験と勘で丈夫」ではなく「構造計算により科学的に安全」という点を重視してハウスメーカー工務店選びを進めました。
ハウスメーカー工務店それぞれに得意なことが違うので、そういう観点で情報を集めるといいでしょう。